第1章 見果てぬ恋 リクエスト鬼滅 累夢
累「はは。君たちは僕に殺されるしかない。悲しいよね。そんなことになったら。だけど、回避する方法が一つだけある。君の妹を僕に頂戴。大人しく渡せば命だけは助けてあげる」
炭治郎「……何を言ってるのかわからない」
累「君の妹には僕の妹になってもらう。今日から」
炭治郎「そんなことを承知するはずないだろう。それに禰󠄀豆子は物じゃない!!自分の想いも意思もあるんだ。お前の妹になんてなりはしない」
累「大丈夫だよ。心配いらない"絆"を繋ぐから。僕の方が強いんだ。恐怖の"絆"だよ。逆らうとどうなるかち ゃんと教える」
炭治郎「ふざけるのも大概にしろ!!禰󠄀豆子をお前なんかに渡さない」
累「いいよ別に。殺して奪るから」
炭治郎「俺が先にお前の頸を斬る」
累「威勢がいいなぁ。できるならやってごらん。十二鬼月である僕に…勝てるならね」
ゾクッと背筋に悪寒が走る。
那岐「十二鬼月……?」
累「………嫌な目つきだね。メラメラと。愚かだな。もしかして--…勝つつもりなのかな!!」