第1章 見果てぬ恋 リクエスト鬼滅 累夢
姉「ちょっ、ちょっと待って!!待ってよ。お願い。私が姉さんよ。姉さんを捨てないで!!」
累「うるさい、黙れ!!」
ヒュ、バラ。
累が姉の頸をはねた。
炭治郎「!?」
累「結局お前たちは自分の役割もこなせなかった。いつも…どんな時も」
姉「ま、待って…ちゃんと私は姉さんだったでしょ?挽回させてよ……」
累「……だったら今山の中をチョロチョロする奴らを殺して来い。そうしたら、さっきのことも許してやる」
那岐「あ…」
炭治郎「行って下さい」
那岐「でも…」
姉「わ、わかった…殺してくるわ」
頸を持ったまま、姉が走って行く。
炭治郎「これ以上被害が拡大するより早く」
ザッ。
那岐「危ないっ!」
炭治郎を庇うように前に出る。
累「坊や、話をしよう。僕はね、感動したんだよ。君たちの"絆"を見て体が震えた。この感動を表す言葉はきっとこの世にないと思う」
那岐「……貴方、何でそんなに…」