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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第5章 コラボ企画 鬼滅夢 『泡沫に蓮の華』


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どうしてこうなったのだろう?

今、私は巌勝様と一緒に布団に横になっている。

もちろん抱き合ってではない。

背中合わせで、である。

まぁ、どちらが布団を使うかでもめるのであれば、確かに二人で使うのが道理であるかもしれない。

でも……

これでは嫌がおうにも意識してしまうではないか。

どうしよう。

静まれ、私の心臓。

どきどき。

どくどく。

「まだ、起きているのか?」

「………はい///」

あー、やっぱり私が騒がしいから起こしてしまったんだわ。

と、那岐が意気消沈していると……

「やはり、あんな事があってから男と同衾は無いな……」

気を遣って布団から出て行こうとする巌勝の夜着を掴む。

「だ、大丈夫です。巌勝様なら、怖くありませんから……///」

「そう、か?」

言ってしまってから後悔する那岐。

困惑させてしまった……

確かに、改まって考えてみれば、殿方と一夜を共にするのは、本当は……そういう行為があっても、おかしくなくて……

やだ、何考えてるんだろう、私……

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