• テキストサイズ

少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第5章 コラボ企画 鬼滅夢 『泡沫に蓮の華』


「すっかり長湯してしまった……」

ガラ。

「「あ」」

廊下に出ると、台所からお膳を持って出てきた那岐と鉢合わせた。

「起きたのか……」

「先程はすみませんでした!」

お膳を落とさないように握りしめ、巌勝に頭を下げる。

ポンと頭を撫でられる。

「気にするな……」

「っ……///」

どうしよう。

どきどきして、顔が上げられない。

「それは?」

「あ、簡単なものですが、用意したので食べましょう。今運びま……」

「客人は座っていろ。俺が運ぼう」

「いえいえ!主こそ座るべきです!」

少しの間攻防していたが、那岐の腹の虫が小さく鳴ったので、それぞれ膳を持って居間に移動することとした。

/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp