第1章 見果てぬ恋 リクエスト鬼滅 累夢
隊員「お前はひっこんでろ。俺は安全に出世したいんだよ」
チャッ。
抜刀し、刀を構える。
隊員「出世すりゃあ上から支給される金も多くなるからな。隊は殆ど全滅状態だが、とりあえず俺はそこそこの鬼一匹倒して下山するぜ」
ダッ。
炭治郎「だめだ、よせ!!君では…」
那岐「駄目よ!その子は一番…」
ブツン。バラ。
那岐「ひっ…」
ドシャ。
隊員が一瞬でバラバラに…っ。
累「何て言ったの?」
炭治郎「!?」
ギュル。
累「お前、いま何て言ったの?」
ビリビリ。
凄い威圧感。
空気が重く濃くなった。
炭治郎「何度でも言ってやる。お前の絆は偽物だ!!」
那岐「君、それ以上鬼を刺激しちゃだめだよ!」
累が炭治郎を睨む。
累「お前は一息では殺さないからね。うんとズタズタにした後で刻んでやる」
ギュル。
累の指に絡む糸が軋む。
累「でも、さっきの言葉を取り消せば、一息に殺してあげるよ」