第3章 想い、想われ リクエスト銀魂 土方夢
〇〇〇
真撰組屯所にて。
松平「近藤、土方いるかぁ?」
山崎「松平公!どうして、また急に…!!」
土方「何だァ、山崎。騒がしい…って、とっつぁん来てたのか」
松平「ああ、今来たんだ。近藤もいるかぁ?」
土方「ああ、今しがた…」
ガラ。
山崎「ちょっと勝手に入って来ないで下さい、一般の方は立ち入り禁止です…っておい、アンタ!」
那岐「トシ!久し振りだな」
ぽろ。
珍しく、土方が煙草を取りこぼす。
土方「……那岐か?」
那岐「ただいま」
ニヒっと笑う那岐。
近藤「おおっ、何だか賑やかだと思ってたら、松平のとっつぁんに那岐じゃないか。久し振りだなぁ」
那岐「近藤さん。お久しぶりです」
山崎「え、何?どういうこと?」
土方「ああ、山崎は知らねえか。コイツは俺の幼なじみで真撰組三番隊副隊長の…」
那岐「霜月那岐だ。宜しくな」
ぽっ。
山崎の頬が赤くなる。