• テキストサイズ

少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第17章 スルタン企画 絶対君主には成れずとも$ 上巻


『義勇の瞳は深い青色をしてるのね』



昔、那岐に言われた。

彼女は俺に羨ましいと声をかけたが、俺は昔から自分の容姿が嫌いだった。



皆より白い肌、黒い髪、青い瞳。

鏡の中の自分は、写真に写っている母の面影をそのまま映したようだった。



母は元々異国の出身で、この国には伝承の舞いを見せるために訪れたこと。

舞い手の母に一夜の恋をした父王がそのまま宮殿に住まわせたこと。



俺を産んで少ししてから事故で亡くなったこと。

階段から足を滑らせたのだと聞いているが……

思考が交錯する。

だが、確証もない……

頭を振って思考を止める。



「義勇様?」

「………お前のことは何と呼べばいいんだ?」

「お好きにどうぞ?」



静寂……今日は新月……


/ 265ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp