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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第13章 子猫と戯れる$(宇髄裏)


今日は満月だ。



「今日は一段と輝いてるな」

「そうですね」

「お前の髪と同じだ」



光に透ける那岐の銀糸の髪を撫でる宇髄。



「宇髄様もですよ?」



那岐が宇髄の鉢巻きを解く。



「重く無いんですか?」

「派手だから良いんだよ」

「そういう理由なんですか?」



半ば呆れながら、宇髄の鉢巻きを畳む那岐。


ぱしと手首を掴まれて、宇髄に顔を覗き込まれる。



「なん……」



ちゅ。


予告なく交わされる口付けを受け入れていると、宇髄の手が那岐の後頭部を支え、おいそれとは離れられなくなる。


くちゅくちゅと舌を捩じ込まれ、舌と舌を絡ませる。


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