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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第1章 見果てぬ恋 リクエスト鬼滅 累夢


〇〇〇

那岐「ここまで来たら暫くは大丈夫かな?君の糸は凄いね」

累の操る糸で山中にある山小屋まで移動できた。

累「どうして?」

那岐「何でかなぁ。君のこと放っておけなかった。あのまま、君が死ぬのを見たくなかった」

累「僕は鬼だよ?」

那岐「そうだね。でもあの時死への恐怖から見えたんだよね?君にも走馬灯が。鬼だって人だったんだから。さっき君の目がとても温かくなったのが見えたから」

累「………」

コイツといると調子が狂う。

よくは解らないけど胸の辺りがチクチクと痛む。

那岐「あ、そう言えば名前言ってなかったね。私は那岐。君は?」

累「何で教えなきゃならないの?」

那岐「えぇー」

累「君は、これからどうするの?」

那岐「…………どおしよっかなぁ」

累「何それ?考えなしだったの?」

那岐「うん。本当、バカだよね。ねぇ、このまま山を出ない?」

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