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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第9章 手に入らずとも (宇髄裏夢)


湯上がりに宇髄の屋敷へ↓



夕陽が沈む頃。



「じゃあ、しっかり捕まっとけよ?」



背中に刀があるため、宇髄に姫抱きされる。

宇髄の首根に腕を回し、ぴったりと抱き付けば、少々ニヤついている。

どうやら、体が密着しているのかが嬉しいらしい。



「旦那様、屋敷につくまで変なことしないで下さいね?」

「当然だろ…///」



にしても、湯上がりの為か、那岐からシャボンの良い香りがする。



「那岐…」



移動しながら宇髄の手が那岐のお尻を撫でる。



「ちょっと…宇髄様?」



キッと睨みを効かせれば。



「いやぁ触り心地が良いなと…あと『旦那様』だろ?」

「あんまり調子に乗ってると、奥さまたちに言いつけますよ?」

「あ、それは勘弁して…」



タタタタ。



空が藍に染まり始める頃、宇髄の屋敷に到着した。



→宇髄の寝室へ。
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