• テキストサイズ

呪術廻戦の彼らと…? 【短編】

第1章 五条先生







「神楽!?」



突然膝から崩れ落ちる私を、伏黒君がしゃがみ込んで覗き込む。

身体中を駆け巡る電流のような熱。


なに、これ…?!
熱い、熱くてたまらない。

それだけでは無い。

火照る顔に、なぜか生じる羞恥心。

分からない、けど…さっき当たった呪いだったもののせい!?



「よーっす!終わったかい?

僕の可愛い生徒達!」


「五条先生!神楽が…!」



身体中を駆け巡る刺激の中、なんとか聞き慣れた声の方を見上げれば、

担任で、最強の五条先生がぼやける視界に映る。



「おやぁ?…これは、まずいな」


『うっ…ひ、ぁう…!』



しゃがみ込み私と同じ目線に来た五条先生は、私の顎を軽く掴んで何かを観察する様に見回した。


たったそれだけ。
たったそれだけの行為に恥ずかしさが募っていく。

先生が触れたそこから熱がさらに溢れて、全身を駆け回るのだ。



「まずい、って…?」


「ん?あぁ、大丈夫。死なないよ?でも、このままじゃ辛いかな?

今から琴音連れて、すぐに高専戻るから、棘に連絡して僕の部屋来るように言っといて!じゃっ!」









/ 161ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp