第5章 5〜土砂降り〜※裏あり(冨岡義勇)
「いいえ……んっ、きもち……ん……」
私が言葉を紡ぎ切る前に、冨岡さんに口付けで封じられる。
冨岡さんは余裕がなさそうに私を見つめた。
「…………」
「…………」
少しの間、見つめ合う。冨岡さんは恥ずかしそうに目をそらすと、私を抱きしめた。
その時、私の腹部に硬いものがあたる。私はそっと冨岡さんのモノに手を伸ばすと、握って擦った。
「……っ……」
ピクッと体が反応するも、声は漏らさない冨岡さん。そんな姿が可愛くて私は冨岡さんのモノを取り出して口にふくもうとした。
「だめだっ……」
冨岡さんに頭をおさえられ、止められてしまう。私が冨岡さんを見ると冨岡さんは少し笑った。
「ふっ、そんなことはしなくていい。それにお前、俺を可愛いと思ったな?随分余裕だな。」
その表情はいじわるで、どこか艶かしい。私が見とれていると、冨岡さんは私にキスをしながら勢いよく押し倒した。
「んっ!…………んっ、ふっ…ぁんっ………」
さっきより激しいキスに酸素を求めて口を開くと、舌が私の中を犯した。
「ぁっ……ん……ふっ……ぁ」
流れてくる快感に私は冨岡さんの服を掴む。きっと媚薬の作用も出ている。
頭がおかしくなりそう……
「気を使っていたが、必要なさそうだな?」
「そ、そんなこと……んっ」
冨岡さんはぐしょぐしょになった私の秘部に再び指を入れる。
グチュッグチュッグチュッグチュッグチュッグチュッ
「んっ……ぁっ……んっんっ、ぁ…んっ……」
「こんなに濡らして、そんなに欲しいのか?」
「ぁ……とみ、おかさ……んっぁ……」
「俺は聞いている。欲しいのか?」
今まで見たことの無い意地悪な笑顔で私に問いかける冨岡さんは楽しそうだ。
冨岡さんに求められることもうれしくて、私はそっと冨岡さんに抱きついた。
「……っ……」
冨岡さんは驚いたように動きを止める。
「……と、とみおかさんが……欲しい……です」
恥ずかしくて顔を見ることは出来ないけれど、今の気持ちを伝えると冨岡さんは私を押し倒し、挿入した。
ズブッ!
「んっ!」
ジュブジュブジュブジュブジュブジュブジュブ
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
「あっ、んっ、んっ、んっ、ぁ、んっ、おっき……」