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【鬼滅の刃】闇を照らして【煉獄杏寿郎】

第4章 行く先



ーコンコン

冨「水橋は目覚めたのか…?」

そう言って入ってきた男を見て、月奈は助けられた夜を思い返す。

し「冨岡さん、任務お疲れ様でした」

煉「うむ!お疲れ様だったな。見ての通り水橋少女は目覚めているぞ!」

視線を向けられた月奈はベッドの上で姿勢を正した。

「冨岡様、あの夜鬼を切って退治してくださった鬼狩り様と記憶しております。その節は本当にありがとうございます。以前、死なせて欲しいなどと大変失礼なことを言ってしまい、申し訳ありませんでした」

一息に発言して、土下座をする。

冨「…記憶が戻っているようだな。あの夜のことは思い出す必要はないだろうに···。発言に関しても特に気にしてはいない。俺は俺の仕事をしただけだ」

し「あらあら、冨岡さんが珍しくお優しいですね。どうしたんでしょうか?血鬼術にでもかかっているのでしょうか?」

(なんでしのぶ様は冨岡様を煽り始めたんだろう…でも冨岡様は表情が変わらない、大人なんだなぁ…)

ア「しのぶ様、そろそろ定期診察の方がいらっしゃる時刻ですよ」

し「あら、もうそんな時間ですか。アオイ準備を手伝ってくれますか?月奈さんは少し休んでください、体力がまだ戻って無いので無理は禁物です。冨岡さんは改めて面会に来てください。あぁ、そんな顔しないでください、面会謝絶はもう解きますから」

煉獄さんは家に帰って休まれるといいですよ、と声をかけてアオイ、冨岡とともに病室を出ていった。

ーじゃぁ私も寝ようかな。少し話し疲れたかも…
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