• テキストサイズ

【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第21章 スルタンコラボ企画 〜睡蓮の昼寝〜





「お、ねが…も、あ、ぁあんっ…」

「さっきから…っ睦…、
イきっぱなしだな…すげぇうねって…絡みつく」

「あん…天元、ぁあ、やぁんっ」

ズッ、と続く抽送。
喘ぎを止められない…

「…やめたくね、なぁ…
可愛い声…もっと、聴いてたい…」

「やめ…あめ、え…ぁはあぁんん…」

やめて欲しいと願うくせに
彼の腰に自分の足を巻きつけて
自ら彼を貪る私…
まるで獣。

壊れかけた私を見て、
満足したのか、それとも可哀想になったのか
より一層、奥を抉り出した。

もう声も出ないよ…
首を横に振って涙を溢れさせる私を見て

「ごめん…終わるから…」

慰めのひと言。

私を捉まえるように抱きしめ直して
ほっぺたをくっつけた。
そうされるのが好きな事を知っているのかな…
すごく、安心するんだ。

さっきよりも高い嬌声をあげて、…
もっと強く縋り付いて意識を繋ぐ。
限界なんてとっくに超えているのに…
いつまでもそうしていたいって
思っていた…












夢…
夢なんか見たくもない。

間違った方向へ、
…また歩き出してしまうかもしれない。
あの時のあれは、
私は死に向かって歩いていたとしか思えない。
あんなに長いこと歩き続けたというのに
向かっていた先が死だなんて
間違いにもほどがある。

でも、天元様様のおかげで、
そんなモノ見ずに済んだ。
邪魔だとばかり思っていた広いソファ。
横になっている私は
着ていた服を体に掛けて
ぼんやりと天井を見上げていた。

あぁ、知らなかった。
天井にまで、
あんな凝った装飾が施されていたなんて…。

「睦ちゃーん」

頭にタオルを乗せたまま
私の視界に横から入り込み
上機嫌を顔に貼り付けた天元が
猫撫で声で私の名を呼んだ。

「………はーい」

ここは返事をすべきだと判断して
遅ればせながらちゃんと返事をしたというのに、

「…なんか問題あったか?」

甘い微笑みを潜め、
一転、厳しい顔をする。

「問題…?」

ちらりと彼の顔を見遣ると

「さっきの」

と、言った。

「…なんのこと」

「納得いくまでやり直す」

体の上に乗せていた服をぺろっとめくられて
何の事を話しているのかがやっと理解できた。

「問題ありません!待ってやめて、」

胸元を隠しつつ全力で拒否。


/ 2219ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp