第13章 輪廻
嬉しそうに微笑んで、
ジュっと音を立てて吸い上げられ
カリ高からスジを尖らせた舌で辿る。
だめだ、ヨすぎ。
「う…」
俺は何だか遊ばれているような気になったが
それもいいと思える程の快感だ。
全体を舐め回し終えた睦は
当たり前のように喉奥までモノを差し入れた。
程よく口を窄め、
唾液と舌を絡めながら
ゆっくりと出し入れし出す。
「お前…やめ、とけ…っ…吐くぞ…」
自分のでかさは知っている。
こんな小さな女の口内に収まる大きさじゃねぇ。
なのにそんなに喉を突いたら…。
でもこいつはやめねぇし…
やっぱり慣れているのだろう。
スピードを速め、徐々に強く吸い上げていく。
「…っ睦…離せ…で、る…っ」
小さな頭に手をかけ、抜こうとするが
それに逆らって、そのまま喉の奥に
俺を押し付けた。
「ん…っは…」
どくっと白濁を吐き出した俺を
満足そうに見上げ
落ち着いた頃を見計らって
ズルリと口から引き抜いた。
自分が喉の奥に流し込んでおいてナンだが
何の抵抗もなく俺の欲を嚥下した。
…まじでたまんねぇ。
俺のモノを下着の中に丁寧にしまうと、
そこから俺を見上げたまま
「じゃね。次はお店に来てね」
そう告げて去ろうとする。
まるで、オタメシのような物言い。
「おいおい、そりゃねぇだろ」
腕をつかみ引き止めると
くるりと振り返って、
「何⁉︎もういいでしょ?」
焦ったように言った。
「よかねぇよ。
この俺がヤられっぱで終われるか」
「そんなの知らないよ。
ホント、遅刻しちゃうの!離してよ」
この期に及んでオシゴトか。
「行かせねぇっつってんだよ」
「もう今月お金ないんだよ、行かせてよ」
「…お前が今晩稼ぐ2倍出してやる。だから行くな」
「2倍…」
こんな事でしか引き止められねぇ自分が
情けねぇが、それでもこいつを止められるのなら
それでもいい。
どんな手を使っても、行かせたくねぇんだ。
つかんだ手をひっぱり、
再び俺の上に乗せる。
もう行くつもりでいた睦が
直してしまったスカートをまた捲り上げ
大きく開いた足の真ん中に指を当てる。