第51章 .☆.。.:..密室:*・°☆.
「いや!やだぁ!おねがぃやめて…っ」
「睦…怖くねぇよ、
俺しか見てねぇから…」
私の身体を強く押さえつけて
宇髄さんは私に快感を植えつける。
いやらしい水音が耳に届く…
自分の音かと思うと気がおかしくなりそうだ。
「なん、でこんな…っあ、は、」
「お前は、俺のモンだからだ。
何処にも行くな、ここで…
ただそうしてればいい」
「いや…ぁ…ッあん…それ、やめてっ
こわい、こわ…っあ、あぁああ」
「怖くねぇから……ココ、好きだな…?」
「あ、あ、あっあぁやぁあんッ」
「かわい…っ睦…睦、
力抜いて…イけ、」
「っき、ぁああぁ…ッ!」
彼の指がしつこく攻めた秘密の場所。
自分でも探し得ない快感の生み出されるソコから
全身に向けて
痺れにも似たものが広がっていった。
目の前は真っ白に弾け
指の先まで力が入り身体が硬直する。
ビクッと、何度も身体が跳ねて
止まる事が出来なかったのは
私のナカに居座っている宇髄さんの指が
未だに優しくソコを撫でているからで…
「あ…っん…や、ぁ」
おかげでいつまでも治まらない身体。
余韻でもイってしまいそうな
危うい私を愛しげに引き寄せて
優しい口づけをくれた。
もう何も考えられず、動けもしない私は
ただそれを受け止めているだけ。
肩で呼吸を繰り返しながら
それが整うのをただ待っているのに、
「や…ぬい、て…」
いつまでも私の快感を逃してくれない指に
焦りを覚えて
無駄だとわかっていながら
捕まっている腕を解放してもらおうと
何度も揺すった。
でも、
「ナカ、うねってる…ンな快かった?」
「や…」
離してくれるどころか
指を絡めてぎゅっと握られ
邪魔が出来ないようにされてから
くちゅっとわざと音を立てて
またそこを擦られる。
さすがにおかしいと感じ
「宇髄、さんっ…!」
これ以上はもう無理だと思った私は
疲れ切ってはいたけれど
必死に抵抗した。
するとふと動きを止めた宇髄さんが
私の事を切なげな瞳で見下ろして来る。