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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第6章 回想2




そんな矢先、大きな任務。
前々から携わっていたもの、
ここへ来て直接出向いての戦闘。
手強い敵に手間取って、
1ヶ月以上、離れる事になり。
その間、
色恋の事なんか考える余裕があるわけもなく
俺が再び睦の事を想うのは、
蝶屋敷のベッドで呆けている時だ。

俺は本格的に諦めていた。
自分のわがままなのだ。
思い出してほしい、なんて。

失った仲間の為、
人間が穏やかに暮らしていく為、
ひいては、あいつの為。
そのために、俺はついえるのだろうか。
違う。
今まで、
何があってもあいつの元に帰る為にやってきた。
最初こそ、
俺自身があいつを見守りたいが為だったのが、
心の通じた今となっては、
ただあいつを悲しませない為に。

死にたいとまで思ったあいつが乗り越えた過去、
ここで俺が消えたら、元の木阿弥だ。
そんな事は、あっちゃならねぇ。
絶対にだ。
勝つと言う自分の誇り、
加えて、愛する女の平安な暮らしの為。
俺があいつの元へ帰る事が、最重要。
たとえ、五体満足とはいかなかったにしても。




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