第3章 2
詰んだわこれ
うん。
うん。
うん...。なんでバレた??
「おーい、聞こえてる〜?」
「...」
「あ、やっぱ腐女子なの?笑」
いやなんでマジでバレたの
「いや〜ずっと顔隠してたからさ〜ニヤけてるのかなーって。」
「どうせ私はニヤけてる腐女子...」
「推しに腐女子だということがバレる腐女子...」
「え〜でもバレてもそこまで気にしなくていいじゃん?」
「気にしますよ!!」
「分かりますか?!1番BLCDの中で好きな推し声優に腐女子だということがバレてしまうこの絶望感!」
「だーいじょうぶ大丈夫。僕も下ネタ大好きだし〜」
「ニコ動出禁のあの事件は爆笑しましたよ...」
「そんなに?」
「まあまあコアな言葉ですよ。一般人からしたら。」
「ていうか、ちゃんって本っ当面白いよね笑」
「なんで皆さんそんなこと言うの...」
「そういう所」
「え??」
「思ったことが口に出てるとことか、顔に出てる所」
「あー...。昔からなんで...。」
「LINE交換していい?」
「こんな人気声優さんと私が??」
「こういう作品で初めて会った人とはLINE交換してるんだ。」
「ありがとうございます...。」
「そういえば〜」
「ちゃんって成人してるよね?」
「はい、してますけど...?」
私がそういうと、花江さんはニヤッと笑った
数時間後___
「いやはなえさんのみすぎですよぉ〜?」
「いやいやちゃんもじゃあ〜ん笑」
「いやまだわたし喋れてますよお〜?」
何本目だっけ
私ワインしか飲めなかったのに
ワインだけで私2本空けてる気が...
「帰りましょうよお笑」
「そだねぇ笑」
ア゙ア゙?やばい眠気
あ...?
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙...」
「あー...?」
「うちの、げんかん...だ」