第3章 2
デビュー当日___
え待って
なんでデビュー作がBLCDなの?
確かに私腐女子だけどさ
なんで??
マネージャー「ごめんね!ほんとーにごめん!」
マネージャー「これしかこの日行けるようなところなくて...」
「全然平気です!無理させちゃってごめんなさい」
マネージャー「本当にごめんね...」
こっちは大丈夫じゃねええええ
え、誰と仕事するの
怖いって
え、ほんとに
誰
誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰誰だ
「おはようございます〜。あれ!新人さんいる!」
ゑ??
「は、じめまして。花木とい、言います」
「初めまして〜花江夏樹です。」
ゑ??
花江夏樹??
ゑ??
あの花江夏樹??
え、この仕事まだやってるの??
え?
あ〜なるほど。私今天国にいるんだな。
うん。
OKOK
完全に理解した。
「今日はよろしくお願いします!」
マネージャー「うちの花木をよろしくお願いします」
「緊張しなくて大丈夫!皆そんな感じだけどなれるから!」
「あ、ありがとうございます!」
収録終わり___
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙...
天国だった...
でも...
モブ女として出たのにずっと花江さんのアフレコ見てるのはキツかった...
にやけが出そうだったーあぶなーい
「はァァァァ...」
「どした?」
「うわあああああああ??!!」
「あ、驚かせちゃった...?ごめんね。新人さんだから仲良くなりたいな〜って思って話しかけちゃった」
「すみません...いきなり声かけられると叫んじゃう人なので...」
「そうなんだ笑」
「そういえばさ、」
「はい?」
「ちゃんって〜」
「腐女子でしょ?」