第1章 シチュエーション 1
柳『え、ごめん俺なんか嫌なこと言ったか…』
南野を泣かせてしまった…
南「え、あれほんとだ…俺なんで…
嬉しいよ…ありがと…」
何をしていいのか戸惑う俺に南野はそっと笑いかけた
南「柳…俺と付き合ってください…」
柳『あぁよろしく…でも俺彼女すらできたことないから…
なんか慣れねぇ…照れる』
南「なんでお前が照れんだよ笑」
気づけば雰囲気はいつも通りのものに戻っていた
その日から俺は南野の友達で、恋人になった
それからまたしばらくデートに行ってみたり
家でゲームしてみたり…楽しく過ごしていた
とある日の放課後の帰り道
南「なぁ俺んち今日から明日まで親いないんだよね…
柳が嫌じゃなければ泊まりにこねぇ?…なんて…」
これは初めてのお誘いだろうか…
柳『おう、じゃあ一旦帰って準備して南野んち行くわ
待ってて』
そう言って別々の道へと歩き出した
やばい俺心の準備できてない…
俺どっちなんだろ…やっぱり体格的に南野が男役?
でも男ってどこに入れるんだ…?わっかんねぇ…
そんなこんなで準備が終わり
南野の家の前までついてしまった
インターホンを押すと南野が出てきた
南「いらっしゃい どうぞ」