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なんで俺が!?【R18】BL

第3章 シチュエーション 2


柳『けど、こうやって二人のときは

  たくさんアプローチします

  先輩も俺のこと好きになったら告白します

  それでいいでしょう?』

北「…あぁ」

いや、よくねぇな…よくねぇよな!?

柳『やったー! よろしくお願いします!』


結局その後家が向かいだったこともバレるし

連絡先交換したら毎日メール届くし

しかもあいつ何気に料理うまいし

なんか流れで定期的にうちに家事しに来るし

結構ハイスペックなんだよな…あいつ

あぁこれ完全に乗せられてる…

断らなきゃならねぇのに…断りたくない…

北「なんか心臓気持ちわりぃ…」

柳『大丈夫ですか?

  横になっててもいいんですよ?』

休日 柳の家で料理を振る舞うと言われ来ていたが

やはりこういうのも断らないといけないのに…

北「なぁ柳 俺がお前のこと好きだって言ったら

  お前はどうする?」

柳『…そりゃあ 告白して付き合って

  ずっと一緒にいます

  それはもう飽きるくらいずっと』

北「やっぱりお前は俺のこと好きなんだな」

柳『当たり前じゃないですか

  酔っ払ってたときの先輩

  めっちゃ可愛かったですもん』

久々に思い出し顔が赤くなる

北「ほんとそういうこと

  軽々しく言いやがって…っ」

柳『それくらい好きってことです

  先輩も俺のこと嫌いじゃないでしょ?

  ならきっと俺のこと好きになれます

  なんならもう好きでもおかしくないと思います』

料理をしながら淡々と話す

北「そうだな…」

柳『え?』

北「…何でもない…っ!」

恥ずかしくなりソファに顔をうめる

柳『え、いやいやいや

  先輩今そうだなって…え!!

  マジすか! やっったあぁぁぁ!!』

北「は!んなわけ無いだろ…!」

柳『じゃあ嫌いですか?』

北「いや、嫌いじゃない」

柳『じゃあどうなんですか?』

北「す…言わそうとすんなバカ!

  もう嫌い!」

柳『そっかぁ…ちょっと待ってくださいね?』

何やら奥の部屋へ行きガサガサと音がして

帰ってきたと思うと俺の前に来て

柳『先輩!俺と付き合ってください!』

目の前に出されたのはペアリング

宝石か何かがついてるわけでもないただの指輪

きっと今日の日のために

ずっと前から準備していたんだろう

北「いいけど…」
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