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なんで俺が!?【R18】BL

第3章 シチュエーション 2


北田side

ピピピピ ピピピピ

聞き覚えのないアラームが鳴る

北「っ頭いてぇ…っは?!」

横にはなぜか俺が教育係を務める後輩がいた

しかも二人ともパンイチ…

っえ…ちょっと待って…え?!

一線越えた?…こいつと…?

え………えぇぇぇぇ…

柳『もう…うるさいですよ…先輩』

北「え、お前なんで…え?

  ちょっと待った状況が理解できねぇ」

俺確か昨日会社終わって…飲み会行ってる…

あぁぁ…飲んだわ…おぼえてねぇぇぇえ

記憶なくなるから飲んでなかったのに…

はぁぁぁ…やらかした…

柳『落ち着きました? 腰大丈夫ですか?』

北「なんか…ごめん… 大丈夫…

  とりあえず俺一旦帰る…ありがとな」

柳『あ、はい また会社で』


柳の家を出ると見慣れた景色があった

柳の家の向かいに俺の家があるのだ…

気まず…マジかよ…

とりあえず家に帰り 支度をして会社へ向かう

北「おはようございます」

ぼちぼち社員が来ている中に柳の姿があった

とりあえず何もなかったことにしようと

いつも通り話しかける

北「おはよう柳くん 今日もがんばろうね!」

柳『え? あ、はい!』

一瞬戸惑ったように見えたが

あちらも合わせてくれるようだ

どうにか一日そのまま過ごし

帰り際柳を呼び出す

北「柳くん 駅まで一緒にどうかな…?」

柳「いいですよ! すぐ支度します!」

柳の帰り支度が終わり二人で会社を出る

しばらく歩いたあと立ち止まり話しかける

北「柳 昨日のことは無かったことにしろ」

柳『…え?』

北「だから、昨日のことは忘れろと言ってるんだ

  俺は酒を飲むと記憶が飛ぶ だから避けてきたんだ

  何が起こるかわからないから…

  だが、お前を巻き込んでしまったのは謝る

  すまなかった」

柳『そんな、頭上げてください!

  でも忘れなきゃいけないんですよね…』

北「あぁ、お互いなかったことにしたほうが

  都合がいいだろ 何かあるのか」

柳『うーん…強いて言うなら

  俺が先輩のこと好きってくらいですかね

  なので忘れられません』

北「……は?」

柳『でも忘れてくれたほうが

  都合がいいって言いましたよね

  なので会社のみんなの前では

  なかったことにします』
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