• テキストサイズ

なんで俺が!?【R18】BL

第3章 シチュエーション 2


とりあえず最寄り駅で起こしてどうにかしようと

北田さんを背負い駅へ向かう

その間にぶつぶつと寝言が聞こえてきた

北「柳のやつ…初日から…遅刻とか…

  イケメンじゃなかったら…殺してた…くそ…」

ん?!口調が全く違う…?

それに…殺す!?こんな人じゃなかったはず…


そんなこんなで最寄り駅につき

柳『せんぱーい 起きてくださーい

  おはようございます 駅ですよー』

北「んー…」

起きない…

柳『お家帰らないとー おきてー』

北「んー?泊めろよー?」

これは…相当酔ってるな…

両手を広げて「ん…!」とおぶってほしそうにしている

しばらく悩んだが仕方ないので

自分の家の近くまで行くことにした

その間に酔いが覚めればよかったのだが…

アナウンスで俺が降りる駅の名前が流れる…

ついてしまった…

柳『先輩?つきましたよー?』

北「すー、すー」

完全に寝ている…めんどくさくなり

いわゆるお姫様抱っこで先輩を抱きかかえ

うちに向かった


家につき先輩の靴を脱がし手を洗い

上着を脱がせてとりあえずソファに座らせる

柳『先輩?水飲めますか?』

北「んー?んー…飲ませろ…」

飲ませろ?!俺が?!…まぁいいや

柳『先輩口開けてください』

北「あー」

先輩の口にペットボトルをあてる

飲ませた半分程度は溢したが飲ませることができた

おかげで服はびちゃびちゃになってしまった

柳『先輩とりあえず今日は泊まっていってください

  着替えれますか? シャワーとか…』

北「シャワー…入る……」

そう言いながらまた眠ってしまった

散々悩んだ結果先輩に

シャワーを浴びてきてもらうことにした

一応脱衣所の外で待っていたが30分たっても出てこない

柳『せんぱーい 寝てませんよねー?

  入っちゃいますよー?』

…… 返事がない…

諦めて扉を開け風呂場をのぞくと

シャワーに当たりながら寝ている先輩の姿があった

柳『もう…先輩!連れてきますからね!』

そう言い体と頭を拭き服を着せベッドまで連れて行く

柳『今日はベッドで寝てください

  トイレは玄関入ってすぐ右ですけど

  わかんなかったらリビングいるので声かけてください

  それじゃあ電気消しますよ?』
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp