• テキストサイズ

なんで俺が!?【R18】BL

第3章 シチュエーション 2


会社員BL   柳×北田

ーーーーーーーーーーーー
柳side

柳『やっべぇ遅刻するっ!』

今日俺は初出勤日で昨日、絶対に失敗しないように…と

色々考えていて夜ふかししてしまった その結果

こうして慌てているわけだけど…


会社につくと朝礼の3分前 結構ギリギリっていうか

もうアウトも寸前…

柳『っはぁ、っはぁ おはようございます…』

会社まで走ってきたので息が上がってうまく話せない

周りの社員の目がとても冷たく感じる

その後紹介をいただき自己紹介を終え

自分の教育係を努めていただく北田さんという方に

仕事について一連の流れを教えてもらった

北「はじめまして 北田です 

  わからないことあったら何でも聞いてね?」

柳『よろしくお願いします!』

凄く優しそうで安心した

俺のデスクは入り口の一番近くで端の方

背中合わせの位置には北田先輩が座っている


初日で早々やらかしたかと思ったが

とりあえずどうにかなりそうだ


その日俺の歓迎会?の飲み会が開かれ

参加することになった

正直今日は先輩にべったりで

他の人に話しかけられなかったので

嬉しいことは嬉しい…のだが

社員「ほら!もっと飲め?若いんだから

   北田も!注いでやるから」

柳『ありがとうございます!』

北「あ、… ありがとう」

どうやら先輩はお酒が飲めないらしく

こういう行事は全てパスしていたのを

俺の教育係になったがために参加せざるをえなくなり

他の人に進められる酒を断るのが申し訳なくて

困ってるように見えるのだ

結局ずっと声をかけられずにいると

仕方なく先輩がお酒を飲み始めた

大丈夫だろうかと心配になりしばらく見ていると

急に先輩がうとうとしだしてしまった

柳『先輩…?起きてますか?』

コソコソ話しかけると

北「だから飲みたくなかったのに…

  眠い…寝る…あとは任せた…」

なんだかいつもと口調が違うような気がするし

そう言い残して眠ってしまった

しかし場は盛り上がり二次会へ行く流れに…

柳『すみません…俺と北田さん抜けます…』

社員「おう!そうかぁ!じゃぁな!」

どうやら酒がまわりあまり伝わっていなさそうだが

とりあえず先輩を背負いその場をあとにした
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp