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【ツイステ】欲は大釜に溶かして煮る

第1章 ◆DOLLS/ケイト


体を弄ばれ快楽と共に虚しさを感じる。

ケイト先輩は恋人と別れる度にこの部屋に来ては私と体を重ねる。
浮気はしない主義らしく、恋人が出来ると途端に訪問は無くなり、先輩と後輩の関係に戻る。
そして、数カ月後には別れまたこの部屋に来る。
毎回この繰り返しだ。

ケイト先輩は何だかんだと毎回フラレている気がする。きっと振った元恋人達に見る目がないのだろう。

ーケイト先輩程の男性はそういるものじゃないのに。

恋人になりたいと何度考えたか分からない。
でも、いつかは元の世界に戻る身である自分にその資格はない。それに、彼はきっと物珍しさから私を抱いているだけで、そこに男女の愛はない。

…クチュッ

「…んあっ?!」
蜜壺に少し骨張った何かが入り込み、中を引っ掻き回す刺激を突然感じ驚きと共に嬌声を上げる。
「なーんか余計なこと考えてたでしょ。悪い子にはお仕置き♪」
いつの間にか下着も全て脱ぎ捨てられ、生まれた姿でいた。ケイトも寮服の上を脱ぎ捨て、程良く筋肉がついた体を外気に晒している。骨張った何かはケイトの指だったらしく、中の指を1本から2本に増やし刺激してくる。
「…んっ!…あっ…あっ…。…ご、ごめん…なさ、あっ!…ふあっ!…あっ…んっ…!」
的確に弱いところを刺激してくる。グチュグチュと中をかき混ぜ出し入れされ、愛液が漏れ出て臀部を伝いシーツを濡らしていく。耳もまた舌で犯し始め水音を部屋と脳に響き渡らせる。

クチュ…グチュ…ピチャ…

…ピチャピチャ…グチュ…グチュ…

「あっ…あっ…んっ…あんっ…あっ…まっ…ぃ、イっちゃう…」
体が熱く高鳴る。目の前のがチカチカとしてくる。中を悪戯に書き乱す指の形をキュンキュンと締付ける。

ーイっちゃう…!

果てる寸前で全ての刺激が止んだ。

「…はぁ…はぁ…。…ぇ?」
何が起きたか分からず歪む視界でケイトを見つめると余裕を覗かせた笑顔で愛液で濡れた指を舐めていた。
「お仕置きって言ったでしょ?簡単にイかせてあげないよ♪」
ジュクジュクになり、あと少しというところで止んだ刺激にやり場のない疼きが物欲しいと訴えている。そんなユウの様子を見てケイトは満足そうに微笑んでいる。
「どうして欲しい?」
「………。」
「ん?」
「……ィ、イかせて…欲しい…です。」
羞恥心から全身が熱く燃える。
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