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【ツイステ】欲は大釜に溶かして煮る

第1章 ◆DOLLS/ケイト


夢遊病の様にフラフラと目の前まで行くと、ケイトは笑みを深めユウを自身と向かい合わせる様に膝の上に座らせた。ユウの鼓動は早くなり、彼に聞こえているのではないかと心配になる。
そんな心配を余所にケイトは寝間着から覗く胸元にキスを落とす。
「…っ。………はぁ…。」
布越しに胸の膨らみや腰を優しく撫でられる度に熱っぽい吐息が漏れ出る。
「…あっ。……ん。」
芯を持ち始めた胸の粒を指で触れられるだけで、下半身がズクズクと疼き出す。
ケイトは寝間着のボタンを片手で器用に外しながら少しずつ晒される肌に唇を這わせる。
目線を下ろすと目が合う。ニヤリと笑うのを見て、ショーツが濡れるのを感じる。

「下着は?」
「…っ。寝間着の時は着けてないんです。」
「ふぅん。誘ってるんじゃなくて?」
胸の小さな粒を甘噛みされると痺れに似た快感が全身を巡る。
「ひゃあっ…!…ち、違いまっ…んっ…。」
「本当に?だって、珍しくショートパンツなんて履いてるし誘ってるんじゃないの?」
「ちがっ…いまっ…!…あっ…。ちょっ…そこ…ダメ…。あっ…暑くっ…あぁっ…!」

上着はいつの間にか脱ぎ捨てられ、上半身を悪戯になぞり触れられ、しっとりとした汗をかきはじめている。胸の粒の周りを舐め触れたかと思うと粒を直接口に含み弄ばれる。
「…あっ…ん…。」
上半身しか触れられていないはずが、下半身の蕾まで触れられているようにドクドクと脈打つ。思わずケイト先輩の肩を掴み握る。

「…じゃあ、そういうことにしといて…あげる!」
「きゃっ!」
バランスを崩したと思ったら、腰を強く抱かれベッドに組敷かれていた。
見上げる形で見るケイト先輩はどこか色気を感じさせる顔で笑っていた。
「ハハ…。そんな物欲しそうなので顔しちゃって…。監督生ちゃん溜まってたの?」
耳まで真赤になるのを感じつつ否定しようとするが、その前にケイト先輩に耳を舌で犯される。同時に胸の粒を指で転がし、摘み弄ばれる。
「…ひゃあっ!…んっ…ん〜!」

クチュリ…ピチャ…クチュリ…

水音が脳に直接響き、下半身の疼きが強くなる。
脚の間に挟み込まれたケイト先輩の太ももに下半身を擦り付けてしまう。
「…昔から耳…弱いよね。…カワイイ♪…もっと見せて…。」
熱にうだされた様な顔で色っぽく囁く言葉に背筋がゾクリとする。
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