第2章 ◆化粧/ケイト
財布に忍ばせていたコンドームを固くなったソレに付ける。ユウの秘部に触れるとクチュリと水音がし、指を濡らす。指を奥へ動かし、蜜壺の中へ中指を入れ引っ掻き回すとユウは喘ぎ、体を委ねてくる。
「んっ…あぁっ…ひっ…あっ…あっ…。」
ケイトに寄りかかる体は熱く、燃えそうだったが、肌と肌がふれあっている箇所はしっとりとし汗ばみ、心地良い。
ーもう、いいかな。
普段なら前戯に時間をかけ最低でも一度はイかせるが、今日はそんな余裕がない。ユウの体を反転させ、壁に手を付かせ腰を突き上げさせる。普段と違う動きに不安そうなユウに唇を落とす。指で蜜壺の位置を確認し、自身のソレをあてがう。
「…ごめん。今日は優しく出来ないから…。」
「…ぇ?」
潤んだ瞳で振り向こうとするユウの中にゆっくりと押し込む。
「い"っ…ん"〜!!」
イケると判断し、挿れるも十分では無かったらしく滑りが悪い。また、ユウも声を押し殺しているが、苦悶の表情を浮かべ脚もガクガクと小刻みに震えている。
それでも、時間をかけ全てを中に挿れる。痛みが収まりホッとしている様子のユウの髪を撫でる。中は熱くいつもより狭くキュウキュウと締め付けてくる。
ーオレだけのになればいいのに…。
自分の動き一つで様々な反応を見せるユウが愛おしい。
ケイトは収めたソレを一気に先端まで引抜き、根本まで押し込む。
「ん"あぁっ!」
引抜いた所から洪水の様に蜜壺が濡れ、押し込む時には水音とユウの嬌声がパントリー内に響く。軽くイったのか体の熱は上がり、体をカクカクと小刻みに震わせている。
「声…抑えないと気付かれちゃうよ。」
我ながら意地の悪いことを言っていると思うが、その発言でユウの中はキュッと締め付けてくる。
「ぃ、今のは…先輩が……ひっ…あぁっん!」
言い終わらない内に再度肉壁にカリをひっかけながら引抜き、腰を押し込み最奥の柔らかな部分をノックする。
「オレがっ…なに?…っ。」
「…んっ…ん"〜…っ……ぁんっ!…あ…ん"っ!」
早くはないが、一突きを深く深く犯していく。ユウは突かれる度に悲鳴にも似た嬌声をあげ、何度も何度も果てている。