• テキストサイズ

月夜の軌跡【鬼滅の刃】

第13章 新居と継子たち


「期待してるぞ!……お?姫さんと揃いの髪型か。鬼になっても女は女ってわけね……まぁいいわ!ちょうど任務の話しをしてた、煉獄たちも聞いててくれ!触りの部分だけであいつらは派手に消沈してっけど」

消沈と聞き3人がチラリと炭治郎たちを覗き見ると、まさしく消沈している姿が目に映った。
燃え尽きているようだ……

「不憫に感じるほどの落ち込み具合だな!更紗、竈門妹も腰を下ろして話しを聞かせてもらおう!」

杏寿郎に促され消沈している3人のそばで更紗が腰を落ち着けた時、さすがに禰豆子は兄の酷い落ち込みようが心配になったようで、炭治郎の目の前に座り顔を覗き込んでいる。

「あぁ、禰豆子。更紗に結ってもらったんだな。可愛いぞ……禰豆子、兄ちゃんは近々姉ちゃんになるらしいよ?それでもそばにいてくれるか?」

「んむ?」

炭治郎は禰豆子を抱き寄せ気持ちを落ち着けている……

「んな大層なもんじゃねぇだろ!任務行くことなったら数日間女装するだけだ!煉獄なんて姫さんを任務に行かせるくらいなら、自分が女装するって言ってたぞ」

「うむ!今でもそれすら厭わない心積りだが、どうやら体格的に無理なようでな!諦めるに至った次第だ!」
/ 1883ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp