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月夜の軌跡【鬼滅の刃】

第6章 柱合会議とお食事会


「「お時間です。皆様、お庭へお越しください」」

綺麗な幼子が柱達と更紗を呼びにやってきた。
すると柱達は一斉に立ち上がり、その幼子達に礼をする。
更紗も柱達の反応速度には劣るものの、一拍遅れ程で同じ動作を行った。




そうして以前に更紗が招待された庭へと移動する。
特に並ぶ順番は決まっていないようで、辿り着いた順番で柱達は横1列に整列し、1番手前には杏寿郎がいる。
お館様が姿を現すと、更紗は1番下座で列には入らず、少し外れたところで正座をして頭を下げた。

今日は天元が普段では考えられないほど丁寧な言葉でお館様への挨拶を行い、柱合準会議が開始された。

「今日みんなに集まってもらったのは、会議の前に新しい私の子供である月神更紗について、柱の皆に知っておいてもらいたい事があるからだよ」

お館様の言葉に杏寿郎を含む柱全員の視線が更紗へ向けられる。
更紗は地面に手を付き軽く頭を下げて、お館様の次の言葉を静かに待った。
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