• テキストサイズ

月夜の軌跡【鬼滅の刃】

第4章 鍛錬と最終選別


ようやく更紗の念願の煉獄家へ到着した。
杏寿郎は玄関の前で更紗を下ろしてやると、いつも通り玄関の引き戸を勢いよく開け放つ。

「更紗を連れてただ今戻りました!」

すると居間の方から2つの慌てて走りよって来る足音が聞こえてきた。

「更紗さん!お帰りなさい!ここ数日間、僕心配で……心配でずっと眠れなくて」

千寿郎が更紗に抱き着いてきた。

「よく戻った!さすが煉獄家の……煉獄家の?まぁなんでもいい!!」

槇寿郎は更紗に抱き着く……訳には行かないので、更紗、杏寿郎、千寿郎全員を大きな腕で全てを包み抱きしめた。

せっかく涙が止まっていのに、再び更紗の瞳からどんどん溢れ出てきた。

「うぅっ!!皆さん、ありがとうございます!もう最終選別が始まってすぐに皆さんにお会いしたくて……寂しかったですー!」

しばらく玄関で再会を喜び合っていたが、このままでは良くないと言う話しになり、泥だらけの体を風呂へ放り込み、そこから上がってくると杏寿郎に傷の手当をしてもらうため、いつも鍛錬の後に手当をしていた部屋へ入っていく。
/ 1883ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp