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キメツ学園ー輪廻編【鬼滅の刃】

第45章 傷が消えるまで生き抜いてー過去の記憶ー


私は人間ではありませんでした。

とっくのとうに壊れていました。


自分でも抑えられない、暴力的な自分がどこかにいるのを感じるのです。


人間らしさをみんなは教えてくれたのです。人間というものを忘れてしまった私に、いろんなものを教えてくれたのです。


安城殿と手を繋いでおまんじゅうを食べて歩いたあの道を、無一郎くんと歩きました。

長い道のりでしたが、二人で歩きました。


覚えているのです。

忘れられないのです。































無一郎くんを心から愛していたのですから。
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