第56章 戦いを終えて
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善「え!?休み!?!?」
杏「うむ!怪我は癒やして貰っただろうが筋肉の疲れは消えていないのだろう?今日はきちんと休んでくれ!!」
その言葉に善逸は舞い上がりながら禰豆子の居る部屋へ走って行く。
その後ろ姿に『だが任務が入ればすぐに切り替えること!!!』と杏寿郎が大声で声を掛けた。
炭治郎は少し戸惑いつつもそわそわと嬉しそうな表情を浮かべ、伊之助は何をしたら良いのかピンと来ていないのかぼーっとしている。
炭「色々買い足したい物があったので助かります!伊之助も街へ買い物に行こう!!」
伊「は?何で俺もお前の買い物とやらに付き添わなきゃなんねーんだよ。俺は行かねーぜ!行きたきゃ一人で行け!!」
炭「街にはおいしい食べ物屋もたくさんあるんだぞ。」
炭治郎の言葉が決め手となったのか伊之助は用意をしに走って自室へ向かった。
炭治郎は慌てて杏寿郎達に頭を下げるとそれを追う。
それを見送ると桜は杏寿郎に向き直った。