第47章 ※前途多難
杏「桜?膝を閉じたままではきちんと全て出せないと思うぞ。」
「何事も諦めちゃだめだよ。膝を閉じたままでも出せると私は信じる。」
桜はそう頑なに言うことを聞かなかったが、杏寿郎はそれに構わず微笑みを浮かべたまま後ろから腕で膝を割って大事な場所に手を伸ばす。
「なっ…ま、まって……っ!」
杏「む、全く出てきていないではないか。中の力を緩めて押し出すように腹に力を入れてくれ。」
「や、やってるよ。」
杏「では指で出す他ないな。」
「…んッッ!!!」
杏寿郎は片手で桜の口を塞ぐと指を二本入れて中で広げた。
するとこぽこぽと空気を含んだ白濁液が止めどなく出てくる。
杏「………厭らしいな。」
「ん"ーーー……。」
杏「褒めているのだぞ。厭らしくて堪らなく愛らしいという意味だ。」
その言葉にむっとした桜は杏寿郎の手をぺちぺちと叩いて一旦外させる。