第4章 壊したい時間、過ごしたい時間 ※
「・・・っ・・・んう・・・あっ・・・・・・」
ちゅ・・・・・・ちゅく・・・
舌先を絡め、強引に蕾を暴かれながらも私は更に興奮していく己の熱を知る。
早く・・・早く・・・・・・欲しいから。
中で吐き出されたリヴァイさんの精液を全て押し込めるように栓をしてほしい。
「・・・・・・つ・・・くっ・・・」
唾液が口腔を満たしていく。
飲み込みきれないものは口端から伝い落ち、頬を汚す。
それさえも気にならないほどに強く求めながら、私は記憶にとどめようと目を開いた。
ぐっと先端が押し当てられじわりと開かれていく感覚。
リヴァイさんは少し眉を寄せ、そして嬉しそうにやんわりと微笑む。
名を呼べばキスが降りてくる。
そのキスに啄むように答え、しっかりと全ての表情を記憶へ残そうとした。
全てを押し入れた後の深い呼気。
気持ちが良さそうに目を閉じたリヴァイさん。
最後の瞬間を求めてぶつけられる腰と質量のある陰茎。
深くより深く穿たれる陰茎の熱さと、やがて吐き出された瞬間の充実感。
・・・・・・じわじわと感じる寂しさ全てを私は記憶に叩き込む。
愛しているとその耳元に囁いて。
愛しているとその行動で返されて。
私の中でイった瞬間のリヴァイさんの顔。
少しだけ苦しげでもあり、そして切羽詰まった表情を隠さず私を求めてくれる存在。
もっと・・・もっとちょうだい・・・。
深く穿たれていた腰を支えられ、抱き上げられる。
抱き合うようにして私から与えるキスをしながら時折体を揺すられる。
気持ちが良かった。
とても・・・・・・気持ちが良かった。