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眠りに溺れる者【進撃/リヴァイ】

第4章 壊したい時間、過ごしたい時間 ※






明滅する光。




リヴァイさんの体温と呼気。




感じる腕の強さと、彼自身の思い・・・。





「・・・愛してる、セイラ」



「・・・・・・突然、ですね」



「いつだって思っているぞ」



「恥ずかしいこと言わないでください」





きつくきつく抱き締められたまま、告げられた音。




くすぐったいー。




でも私はその言葉を宝石箱に集めるように聞き漏らすまいと耳をそばたてる。




リヴァイさんの声を、言葉を・・・私の中に刻み付けるために。




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