第2章 誠凛高校と再会
りおside
私は大我と一緒にマジバーガー、略してマジバに来ていた。
先に席を取りに行った大我を追いかけた。
りお「あれ?テツヤ?また会ったね」
火神「また居たんだよ…あっそうだ、ほらよ」
大我は1個分は認めてやるといいハンバーガーを黒子に投げた。相変わらず、そういう所は素直なのか素直じゃないのか…
私達は3人で店を出た。
火神「キセキの世代ってのはどんぐらい強えんだよ?俺が今やったらどうなる?「瞬殺されます」もっと違う言い方ねーのかよ…」
りお「…」
黒子「ただでさえ天才の5人が今年それぞれ違う強豪校に進学しました。まず間違いなくその中のどこかが頂点に立ちます。」
りお「ねぇ…さつきはどこへ?」
黒子「青峰君と同じところだと思います。」
そっか…さつきは本当に優しいな…
火神「いいね、そういうの!決めた!
そいつら全員ぶっ倒して日本一になってやる」
りお「無理だと思う「おい!」潜在能力だけなら分からないけど今の完成度では彼らの足元にも及ばないよ。
私も…勝てるか不安だし…」
黒子「今のままでは1人では無理です。
…僕も決めました。僕は脇役影だ
…でも影は光が強いほど濃くなり光のしろさを際立たせる。
主役光の影として僕も君を日本一にする。」
火神は楽しそうに笑い帰路を歩いた。
りお「私達はこっちだから!また明日、テツヤ」
黒子「はい、ではまた。(…)」
1人で歩く黒子の顔は何か考え事をしているようで浮かないものだった。
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次の日の朝、公園にて
ダムダムッ
火神「(ハハッやべー!ウズウズしてジッとしてらんねー、公式戦でも早くやりてー!!)」
りお「大我!今のはナイス!ねぇ学校始まるから帰るよ」
そう言い、一旦同じ家に帰ってから学校に行った。
火神「そういやお前キセキの世代と同じぐらい強えんだってな!まじ流石だなー」
りお「…だから今は分からないよ…」
火神は哀しい雰囲気を感じとり、それ以上は何も言わなかった