• テキストサイズ

黒子のバスケ~バスケの女神様~

第4章 インターハイ


正邦高校控え室_____
主将でありCを務める岩村努が、同級生である春日隆平に誠凛の印象を問いた。

「上級生はやっぱ、力付けてそうだよー
あと、1年の火神が要注意かもー」

春日のゆったりとした話し方は巨人のお菓子妖精←
を思い出させる。

岩村「じゃ、同じ1年だし火神は津川に任す。っていうかさっき誠凛のマネージャーに会ってからテンション高くないか?」

津川「当たり前じゃないっすか、あんな可愛い子他に居ないですからね!なんか楽しくなってきた!」

一方誠凛高校控え室では________
空気の重たさ、雰囲気の固さがあった。

リコ「元気が出るように一つご褒美考えたわ!
次の試合に勝ったら…



みんなのほっぺにチューしてあげる!どーだ!」

うふっと効果音がつきそうなポーズとウインクを飛ばしなが言ったが、みんなの反応はリコの予想外のものとなった。

伊月「ウフッ♡ってなんだよ…」
小金井「星出しちゃダメだろ…」

水戸部ですら、真顔でなんの感情も持ってないように見えるほどだった。

そこでトドメの一言
日向「バカヤロー!義理でも・・・・そこは喜べよ!」

リコは死んだ。←死んでない


いきなりリコが不気味に笑い始めた。

リコ「ガタガタ言わんとシャキッとせんかボケーー!

どうせりおちゃんみたいな可愛い子からのチューだったら欲しがるんだろ!?絶対やらせないからな!

っていうか、去年の借り返すんだろうが!1年分利子付いてえらい額になってんぞ!!」


りお(なんか急に巻き込まれてるんだけど…笑)


急に叫び出したリコをどうどうと水戸部が宥める。

日向「わりーわりー、分かってるよ。

…おっしゃ!!
…行く前に改めて言っとく。
正邦は強い!ぶっちゃけ去年の大敗でオレらはバスケが嫌いになってもうちょいでバスケ辞めそうになった。
…うわ!暗くなんな!立ち直ったし!
むしろ喜んでんだよ!
去年とは同じにならねー、それだけは確信できるくらい強くなった自信があるからな!

あとは勝つだけだ!行くぞ!」

「「おおぉ!」」




全員が控室から出た後
りお「…「先輩」という物はなんであんなにかっこいいんでしょう。「主将」とか特に。」

リコ「きっと責任感とかプライドとかがかっこよくさせてるんだと思うわ。あぁやって何かに一生懸命な人はいいわよね!」
/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp