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黒子のバスケ~バスケの女神様~

第3章 黄瀬涼太との再会


日向「火神!?」

黄瀬「え~そんな急に言われても…あーでもキミさっき…ん~よし、やろっか!いいもん見せてくれたお礼!りおっちにもいいとこ見せたいしね♪」

黄瀬は着ていたブレザーとネクタイをりおに預け、コートに入った。

黒子「不味いかもしれません。」
りお「本当に…これは良くない展開だよ」

黄瀬のオフェンスから始まった。
黄瀬はまず、すばやさで抜こうとし、すぐ火神の後ろに回ってダンクを決めようとしていた。その動きはまさについ先ほどの火神の様だった。
黒子「彼は見たプレイを一瞬で自分のものにする。」
リコ「…なっ!?(しかもこれって模倣とかそんなレベルじゃない!完全に自分のものにしてるなんて!)」
火神は反応し止めにかかったが、黄瀬はダンクを決めた。
火神「(俺よりキレてて、しかもパワーも!?)」

黄瀬はゴールにぶら下がった。
その様子をりおはじっと見ていた。

福田「これがキセキの世代…黒子、りお、オマエの友達凄すぎねぇ!?」

黒子「…あんな人知りません。正直さっきまで僕も甘いことを考えてました。数ヶ月合っていないだけなのに彼は…
予想を遥かに超える速さでキセキの世代の才能は進化してる!」

黄瀬はりおに寄って行っていた

黄瀬「りおっち~!洋服ありがとっス!
こんな拍子抜けじゃやっぱ…挨拶だけじゃ帰れないスわ。りおっちにも会っちゃったし

黒子っちとりおっちください。
海常おいでよ、また一緒にバスケやろう」

全「なっっ!!??」
黒子とりおはただ黄瀬を見ていた。

黄瀬「黒子っちとりおっちのことは尊敬してるんスよ!
まぁそれとは別にりおっちにはそばに居てもらいたいしボソッ こんなところじゃ宝の持ち腐れだって!!ね、どうスか?」

黒子「そんな風に言って貰えるのは光栄です。丁重にお断りさせて頂きます。」
黄瀬「文脈おかしくねぇ!?そもそもらしくねッスよ!勝つことが全てだったじゃん!なんでもっと強いトコ行かないの!?」
黒子「あの時から考えが変わったんです。何より火神君とりおさんと約束しました。君達を…キセキの世代を倒すと」
黄瀬はピクっとした。
黄瀬「…やっぱらしくねースよ。そんな冗談言うなんて」

何故か火神は嬉しそうに笑っていた。
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