第3章 黄瀬涼太との再会
火神「(これがキセキの世代…すげーわマジ…ニヤけちまう、しかももっと強えのがまだ4人もいるのかよ!)」
黒子「冗談苦手なのは変わってません。本気です。」
黄瀬「…じゃありおっちは!?着いてきてくれるっすよね?」
りお「テツヤの話の通り約束した。それに私はこのチームが大好きだよ。まだ日は浅いけど、このチームになら何でも尽くそうと思えるの…!」
黄瀬「(りおっちが笑った…!?昔はバスケになると、にこにこしてたけど途中からは…)そんな風に言われる誠凛は羨ましいっすわ…でもやっぱりおっちは諦め「それよりも…」え!?遮るんスか!?」
りお「1回1on1しよっか」
黄瀬「え!?やってくれるんスか!?わーい!」
りお「とりあえずやろう」
そう言って、りおと黄瀬はコートに入った。
オフェンスはまたもや黄瀬からだ。
黄瀬は簡単にりおを抜き、ダンクを決めようとする。
黄瀬「(?簡単すぎる…まるでわざと抜かしたような)」
するとりおが素早く反応し、高くジャンプしボールを弾いた。
リコ(あのジャンプ力!?あの身長で!?)
次はりおがオフェンスに回った。
りおは身軽さを生かしたドリブルで黄瀬を抜き、目にも止まらぬ早さでダンクした。
りおがリングにぶら下がりながら告げた。
「皆が成長してるんだったら、私も成長する。今の涼太では私を倒せない」
リングから手を離し、床に立った瞬間
黄瀬が突進してきた。
黄瀬「やっぱりおっちは凄いっス!大好きっすよ~りおっち!」
日向「え!?いきなり告白!?」
リコ「何!?この美味しい展開!」
黒子「いえ大丈夫です。りおさんなら…「はいはい、私は前は好きだった」恋愛的な事だとわかって貰えません。」
りお「それよりもさ、涼太、1番最近で真面目に練習したのっていつ?」
黄瀬「!?(なんか怒ってる…?)えっと2週間くらい前っスかね!モデルの仕事が立て込んじゃって笑」
りお「筋肉が硬い。このままじゃ成長につれ、身体が追い付かず最悪一生バスケが出来なくなるよ?」
リコ(この子、あの1回だけの1on1だけで…?)
りお「身体は大事にしてって言ってたよね…?
それと、私はそんな不真面目な人と同じコートに居たくない」