第9章 イルミネーション
「とりあえずこれで涙拭け」
「あ‥これ‥‥」
リコはハンカチをみて驚いた
「去年私がプレゼントしたやつ‥‥」
「ちゃんと使ってる‥‥」
「日向くん‥‥ありがとう‥‥」
リコはまた泣き出した
「さっきの話だけどよ‥‥俺の彼女候補はな‥‥お前だよリコ」
「え?」
「だから俺の好きな人はリコお前なんだよ‥‥」
「ほんとに?」
日向は頷いた
そしてハートのイルミネーションのとこにむかった
「俺の彼女になってくれないか?」
「‥はい!」
リコは涙が止まらなかった
「泣き止むまでこうしてろ‥」
日向はリコを優しく抱きしめた
「よかったね木吉先輩」
「あぁ‥‥リコも泣くんだな普段泣かないからさ」
「うん」