第9章 イルミネーション
「それってつまり‥好きな人がいるって事よね‥‥?」
リコは下を向き日向から離れた
「リコ?なんで離れんだよ」
「どうして好きな人がいるならいるってそう言わないの!!」
リコの目からは涙が
「なんで泣いてんだよリコ‥」
「いい雰囲気みたいになってるかもって思った私が馬鹿みたい‥‥」
「あ‥リコさん!」
「ごめんね加藤さん‥私帰る‥ごめん」
「あ‥‥」
すると日向はリコの腕を掴んだ
「離して日向くん!!」
「やだ!!」
「なんでよ!!」
「お前は俺の話を最後まできけ!!」
「‥わかった‥聞くわよ‥聞けばいいんでしょ?」
日向はポケットからハンカチをだしリコに渡した