第8章 雪
「日向くん今日は付き合ってくれてありがとね」
「おう!別にいいってことよ。てか俺でよかったのか?暇なやつほかにもいたろ?火神とかさ。小金井とかも」
「日向くんあんたそれでも主将?」
「はいはい」
「カゴ持ってよね日向くん」
リコは日向にカゴを渡した
「何買うんだ?」
「スポーツドリンクの粉のやつとか」
「加藤さんと一緒に来たほうが良かったんじゃねぇか?そしたら勉強にもなるしよ」
するとリコは足を止めた
「リコ?どした?」
「そんなに嫌なら帰っていいわよ!」
リコの目は涙目だ
「りっリコ?!」
日向は慌てた
(私は日向くんとがいいの‥なんでわからないのよ‥‥)