第8章 雪
「日向くん!お待たせ!」
「あ!リコさん!どうも!」
「あら!二人ともどうしたの?」
「二人で雪だるま作ったんだとよ」
日向は雪だるまを指差した
「あ‥そうだ!木吉たちもくるか?買い出し」
「で‥でも二人は予定あるんじゃない?」
「ぶらぶらしてただけだ」
「あ!木吉先輩!ちょっと私木吉先輩と行きたいとこあるの!」
「どこにだ?」
「これから案内するから!リコさんたちは買い出しいってらっしゃい!」
里奈は木吉の背中を押しながら歩き出した
「ありがとう‥」
リコはボソッとそういった
「ん?なんか言ったか?」
「ううんなんでもない!行こっ?日向くん」
「おう!」