第3章 冬
「リコさんに私の気持ちわかるんですか?」
「鉄平のこと好きなんでしょ?」
「え‥?」
里奈驚いた
「バレバレよ?鉄平は気づいてないけど‥」
「ずっと好きです‥木吉先輩の事ずっとずっとずっと‥‥」
リコは里奈の頭にデコピンした
「何するんですか!」
「ちなみにね?バスケ部員皆知ってるからね?鉄平以外!好きなこと」
「そうなんですか?」
リコは頷いた
「なんか恥ずかしい」
「好きならちゃんと伝えなさい?」
「リコさんは木吉先輩の事好き何ですか?」
「は?」
「え?だってよく一緒にいますし‥それに‥」
するとリコは笑いだした
「私は鉄平に恋愛として好きとかまったくないわよ?ごめんだけど」