第3章 冬
「てっきり‥好きなのかと‥」
「違うわよ」
リコは里奈の肩に手を置いた
「頑張んなさい!」
「ありがとうございます!」
里奈は教室に戻った
「火神くん!黒子くん!」
「おかえりなさい」
「私!頑張る!頑張るから!」
黒子と火神は顔を見合わせ微笑んだ
「応援してます!」
「俺も応援してるぜ!頑張れよ?」
「ありがとう!二人とも」
里奈は笑顔でそう言った
「そういえばさリコさんは彼氏いないの?」
「加藤さん」
「何?」
「日向先輩のこと好きみたいですよ?」
「リコさん?」
黒子は頷いた
「そうなの?!」
「ちなみに日向先輩も好きみたいだぜ?」
「じゃあ両想い?!」
二人は頷いた
「いいな!羨ましい」