第3章 出会い
なんて事を考えていると
ドアが開いた
「はい?」
「あ、あの
ジャンくんのお宅だと聞いて来たんですが
ジャンくんはいますか?」
家から出てきたのは包容力のありそうな大きな女性
(↑精一杯オブラートに包んだ言い方)
なんかすっごい人が出てきたぞ…
メイド…さん…?なのかな
「ジャンぼっちゃまですか?
いらっしゃいま…」
ドンっ
質問に答えかけたその女性は
ドンという音と共に僕の視界を埋めていく
「え?」
あ、そうか
この女性は僕めがけて
倒れてきてるんだ
ぐちゃっという音がして、僕の体は押しつぶされた