• テキストサイズ

蓮華の命【Dグレ】

第4章 新入り


アレンside

もうっ――――

なんなんだこの人!


失礼ですね!



リナリーに対しては僕とは明らかに態度を変えるし――

今も


笑ってる




ん?
相良が笑ってるの、初めて見た…



もともと綺麗な分、笑うともっと―――


「おい。何こっち見てんの?」


考え込んでる時に話しかけられて
心臓が出そうになった


「あっい、いえ!
見とれて………


じゃ、じゃ、じゃなくて、リナリーの髪が綺麗だなって!
そう、リナリーのが!」


相良を見ていたことを
紛らわすために強調した「リナリー」


あきらかに、してはいけないことをしてしまった


「……何で「リナリー」2回言ったの?
重要なの?」


相良の機嫌を損ねるわ


「……アレンくん、今、「リナリー」が、
何だって??」


……コムイを怒らせるわで


僕は激しく後悔した
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp