第4章 新入り
「え、あの時アクマを倒したのって…
まさか、
澪なんですか?!」
身を乗り出すように言う
今私の逆鱗に触れたよ、ウォーカー。
「……そういえば言い忘れてた。
ファーストネームで呼ぶな。」怒
「ひっ!
ご、ごめん、相良…。」
私達のやり取りに、少し前を歩くコムイが微笑む
ホント…
「気持ち悪っ。」
「え、何がですか?」
「あ、え?
声に出てた?」
「気分悪いんですか?」
「ああ、違うよ。
コムイが気持ち悪くて。」
…………
少しシーンとする廊下
「話が逸れた、戻そう。」
何事もなかったかのように普通に話しだす
これが私の毎日だから