第3章 出会い
伯爵との‘再会’は今はどうでもいい
アクマの魂を救わなきゃ!
破壊をしようと、武器である僕の左腕を伸ばす
が、ジャンがアクマ、レオの前に立った
ジャンはレオがアクマな筈がないと必死に叫ぶ
でもね、ジャン
僕には見えるんだ
レオはアクマの形となり、ジャンに弾丸を放つ
僕はジャンを守るために飛び込み、撃たれてしまった
「僕には見える…
アクマにされて苦しんでる彼の母親の姿が。」
対アクマ武器を左手、体内に宿している僕は
弾丸のウイルスを浄化した
侵食で黒くなっていた体が元の色を取り戻していく
顔の侵食が引き、左目が見えた瞬間
伯爵の顔色が変わった
「呪い……
僕は昔、大切な人をアクマにした。
その呪いで
この目にはアクマに内蔵された魂が見えるんだ。」
「あーーー!♡
思い出した…
我輩は昔お前に会ったことがあル…♡
お前はアレン・ウォーカー
父親をアクマにしたあの時のガキですネ!!♡」