第1章 此処は何処で私は…私だ

「ふふーん。ガイモン…って言ったら分かる？」
「え、嘘…！」
その名前で浮かんだのは、宝箱に詰まった面白い人の姿
「もう少ししたらここに、麦わらちゃん達が来るから…ルナ、頑張ってね」
そんな、急な…！
どうしたらいいのさ！
何て考える暇はないみたいで、銃声が響く

「ふふ、来たね。そんじゃあ武運を祈る！！」
にこっと小人は笑うと、海へと飛び込んだ
「あ、神様！名前は！！ねぇ、名前！！！」
神様の小人は名前すらも名乗らず去っていってしまった
まぁ何時かまた会えるでしょう
そんな気がするもんね


刀を腰にさし、森に走る
麦わらの一味の仲間になるために！